一般歯科|南丹市の歯医者「嶋村歯科診療所」

  • 0771-42-5897

    診療時間
    【月曜】8:45〜12:00 / 15:00〜18:00
    【火・木・金曜】8:45〜12:00 / 14:00〜18:00
    ※火曜・金曜午後は訪問歯科診療を行っています。

    【水・土曜】8:45〜12:00
    休診日
    水曜午後・土曜午後・日曜・祝日

一般歯科

一般歯科について

当院はできるだけ歯を削らない、抜かない治療を重視して、患者さんの大切な歯を健康に残していく手助けをしたいと考えています。そのためには、予防は欠かすことができないものです。
むし歯や歯周病は痛みなどの自覚症状があらわれてからでは、痛みを伴う治療が必要になるケースが多いのが実情です。しかし、しっかり予防すること・初期段階で発見することで、治療の痛みは減らすことができます。ご自身の負担を減らすためにも、ぜひ定期的に当院にお越しください。

むし歯の治療

むし歯の原因は、ミュータンス菌などの細菌が出した酸によって、エナメル質や象牙質が溶かされていくことです。日本で歯を失う原因のトップ2は歯周病とむし歯です。
むし歯は初期であればほとんど傷むことなく除去できますが、進行すると神経を抜いたり抜歯したりする可能性が上がっていきます。ぜひ早めに当院に来て、検査や治療を受けましょう。

できるだけ抜かない・削らないむし歯の治療のための取組み

むし歯検知液を使用して必要な箇所だけ削ります  

当院では、むし歯の進行度合いを確認するのに検知液を使用しております。むし歯は肉眼ですべて見えるわけではないため、肉眼で確認できる部分だけを削る治療を行った場合に、むし歯を除去しきれずに再発させる恐れが高まるためです。

拡大鏡を使うことで、削る部分を最小限にとどめています

むし歯を削る場合、悪い部分をしっかり取りきることと、健康な部分を削らないことを両立しなければなりません。そのため当院では、むし歯治療の際には拡大鏡を使用しています。肉眼では判断がつかない病巣と健康部分の境も、2.5~5倍に拡大すればしっかり視認できます。
また、拡大鏡は詰め物や被せ物を装着するための工程でも精密な治療を行う手助けになります。

歯周病の治療について

お口の健康とは、むし歯がない状態だけではないはずです。歯を抜く原因のトップは歯周病、ということをご存知ですか。歯周病治療がしっかりできていないと、いくらかぶせを入れても土台から悪くなってしまいます。ですから、歯周病治療がしっかりできていることが良い治療の絶対条件なのです。
歯周病の治療の考え方としては、以下の3つが挙げられます。
①感染源(歯の汚れや歯石)の除去
②歯や歯茎に加わる力を軽減する
③今以上の顎の骨の破壊をなくす

歯周病の進行について

毎日歯を磨くだけでは不十分です。

歯周病は、汚れによる細菌感染と、咬合力のある顎骨の破壊によって進行します。毎日歯を磨いていてもそれでは歯周病の進行を食い止めるには不十分なのです。
また50歳を境にして、歯周病を始めお口の状況が急激に悪化することをご存知ですか。歯周病は「静かな病気」と呼ばれ、知らず知らずのうちに進行してしまいます。ですから定期的な専門家によるチェックが大切なのです。また軽度なうちに治療すれば歯周病は治りますし、最近はなるだけ抜歯しない傾向にありますから安心して治療をお受けください。

歯周病の治療は細菌のコントロール

歯周病はしっかり時間をかけて治療に取り組む必要があります

歯周病はお口の中に細菌が繁殖することから起こり、本人も気づかないうちに進行する性質を持つ病気です。
当院では、ご家庭でのセルフケアがしっかりできるようレクチャーを行いつつ、ご来院いただいた際にはスケーリングやルートプレーニングを行って歯石を除去します。
歯周病の治療は継続して通院していただくこと、モチベーションを持ってセルフケアを行うことが重要です。自己判断で通院をやめれば、せっかく改善していても再び悪化することもあります。ぜひ当院と一緒に改善を目指しましょう。

歯周病と生活習慣・持病との関連性

歯周病には生活習慣が大きく関係しています

歯周病は細菌によって進行しますが、セルフケアの仕方や、飲酒、喫煙、ストレスなど日常の生活習慣も大きく関わっています。さらに、歯周病は糖尿病などの生活習慣病とも密接な関係があります。
当院ではお口の中だけに着目するのではなく、持病や生活習慣など、患者さんごとの状況をしっかり踏まえて、原因にアプローチしながら治療を進めていくことを重視しています。

糖尿病と歯の病気

糖尿病と歯の病気はお互いを悪化させる要因です

糖尿病は歯周病を悪化させ、合併症としての高血圧は飲み薬で歯周病を悪化させる要因となります。
歯周病で歯が抜けたままではしっかり食べ物をかむことができなくなります。食べ物の丸呑みは糖尿病を悪化させる要因となります。
糖尿病と歯の病気は密接に関係しているのです。

骨粗しょう症と歯の治療

骨粗しょう症の薬を飲んでいる方はお申し出ください。

骨粗しょう症の薬を飲んでいる方は、歯の治療の際に気を付けないと顎の骨が腐ってしまう重篤な状態になる場合がございます。
そのため、当院では骨粗しょう症の薬を飲んでいる患者様の治療の際は、かかりつけ医との連携を取って治療に当たったおります。

歯周病で顎の骨が細くなる可能性がある

顎の骨が減って細くなってしまうとさまざまなリスクが高まります。

歯が自然に抜けるまで歯周病を放置すると、顎の骨が減ってしまうため歯がグラグラになってしまいます。
1本の歯がグラグラになってしまったのを放置すると、隣の歯もグラグラになってしまい、顎の骨がさらに減る要因となります。
グラグラになってしまった歯は最終的に抜歯しなければいけなくなりますので、歯を抜いてそこに義歯を装着するというのが一般的な治療になりますが、義歯を装着すると歯ぐきがやせて顎の骨はさらに減少という悪循環になります。

歯周病の管理

歯周病になってしまっても、しっかりと管理すれば大丈夫です。

歯周病は今からでもしっかりと管理をすれば進行を抑えることができますし、まだ歯周病になっていないのであれば、今後歯周病にならないように予防することが大切です。
放置していて勝手に歯が抜けてしまった、なんてことにならないように、少なくとも半年に一度の定期管理を受けましょう。定期健診ではありません。定期『管理』です。

小児歯科について

お子さんのお口の中の健康を維持するために

成人した人の歯と比較した場合、お子さんたちの歯は再石灰化する力が弱く、エナメル質や象牙質なども未成長で厚さが十分でないために、むし歯にかかりやすい傾向があります。特に乳歯の場合は痛みを感じにくいわりに進行は早いことが知られており、見つかった時にはかなり進行しているということも珍しくありません。
当院ではお子さんのお口の中の健康を守り、心身の健やかな成長を助けるためにも、定期的に検診を受けていただくことをお勧めしています。
お子さんと一緒に定期検診にお越しいただければ、検査やフッ素の塗布に加えて、ご家庭でできるケアをレクチャーし、食生活についてのアドバイスなども行っています。当院も全力でバックアップいたしますので、一緒にお子さんの健康を守っていきましょう。

お子さんをむし歯から守るための当院の診療メニュー

ブラッシング指導

ブラッシングはお口の中の環境を守るために欠かせない行動です。当院の歯科衛生士はお子さんにもわかりやすく適切なブラッシングの方法を指導することができます。また、保護者の方への仕上げ磨きのアドバイスも行っています。

フッ素塗布

フッ素を塗布すると、細菌が酸を生成することをおさえてむし歯のリスクを減らしつつ、エナメル質や象牙質を強くする作用があります。そのため定期的にフッ素を塗布することは、お子さんの大切な歯を守ることに役立ちます。

シーラント

ブラッシングがしにくいことから奥歯はプラーク(歯垢)がたまりやすい場所ですが、シーラントで奥歯の溝を埋めることで、むし歯の予防に役立ちます。

当院の取組みと親御さんへのお願い

お子さんに辛い思いをさせないよう、当院と一緒に口内環境を守りましょう

お子さんが生涯に渡って健康に過ごすためには、歯科医院に定期的に通ってむし歯や歯周病を予防することが欠かせません。そのため、当院の医師やスタッフはお子さんに恐怖心を抱かせてトラウマを作ることが無いように、歯科医院嫌いになる要因を作らないように、という思いでさまざまな配慮をしています。
しかし、お子さんの口腔内環境を健康に保つには、保護者の方がお子さんのお口の中に関心を持ち、モチベーションをもってケアすることが必要です。日常生活でむし歯ができてしまえば、痛みを伴う治療をせざるを得ないからです。
子どもは地域の宝ですから、保護者の方々と歯科医院が力を合わせて、成長を守っていきましょう。

安心して治療を受けていただくために
歯医者を嫌がる子どもにしないために~保護者の方へのお願い~

妊娠中・授乳中の方の治療

妊娠期間中からむし歯予防の知識を付けましょう

妊娠期間中はつわりの影響などでお口の中のケアがおろそかになりやすい時期です。場合によってはブラッシングをしようとすると吐き気に襲われるということもあります。また、出産後も体調が優れなかったり、育児で寝不足になったりすることから、やはり口腔内のお手入れは十分にできないこともあります。そのようなことから、妊娠中、出産直後のお母さんのお口の中は状態が悪いことが多く、プラークコントロールが上手く行っていなかったり、お口の中で細菌が繁殖しやすい傾向が見られます。
当院では生まれてくるお子さんに、家族からむし歯などが移らないように予防するためのアドバイスを行っています。お子さんのお口の環境を良くするためにも、予防の知識を持ちましょう。

赤ちゃんにむし歯がうつるメカニズム

大人が使った箸やスプーンでお子さんに食事を与えたり、可愛さからマウストゥーマウスのキスをしたりすることには注意が必要です。大人の口の中にいたむし歯の原因になる細菌がお子さんの口腔内に侵入して、繁殖することが知られているからです。誰もが何気なくとってしまいそうな行動ですが、お子さんの将来を左右することもあると考え、理性的に行動しましょう。
「感染の窓」という言葉がありますが、これは3歳くらいまでの期間に、むし歯などが家族からうつりやすい時期のことを指しています。むし歯菌はどこかの段階でお子さんの口の中に侵入しますが、その時期が遅いほど、むし歯を発症するリスクは低いと言われています。

矯正歯科について

悪い歯ならびや噛み合わせを整えます

矯正装置を通じて、歯やアゴの骨に力をかけてゆっくりと動かして、歯ならびと噛み合わせを治していく治療です。
きれいな歯ならびにするために、歯を削ることは基本的にはなく、歯がふぞろいだったり、上下のアゴの歯ならびがお互いにちゃんと噛み合わない状態を、きれいな歯ならびに導いていきます。

当院で取り扱いのある矯正治療について

ワイヤー矯正

歯列矯正で最もポピュラーな治療方法です。歯の表面に『マルチブラケット』という矯正装置を取りつけて金属製のワイヤーを通して固定し、歯を引っ張って動かしてきます。

床矯正

取り外しのできるプレートタイプの床矯正装置を取り付けて、顎の骨を広げていく治療方法です。
お子さんの矯正治療で使われることの多いものです。

矯正専門医との連携

当院では矯正専門医との連携を行なっております。亀岡市なら『オギノ矯正歯科』と『仕合矯正歯科』があります。京都市内でも、患者様が通い易い歯科を紹介できます。お気軽にご相談ください